自律神経失調症に対する治療

自律神経失調症に対する鍼灸治療/滋賀県栗東・草津・湖南の鍼灸・オステオパシーは渋江鍼灸マッサージ 症状別説明

背中のはりは内臓はりから?にも書きましたが、自律神経には交感神経と副交感神経があります。自律神経失調症はこの二つの神経のどちらか、または片方が異常に興奮しやすくなっていたり、興奮しにくくなっていたりします。

症状としては、肩こり・動悸・胃腸の不調・喉の詰まり感・不眠・多汗など多岐に分かれています。それは自律神経が体中に広がっていることを意味します。

しかし、体中に広がっている自律神経も必ず通過するところがあります

・交感神経:背中から腰の交感神経が集まる管

・副交感神経:頭蓋骨に空いた穴と、お尻の骨(仙骨)

交感神経と副交感神経の分布/
滋賀県栗東・草津・湖南の鍼灸・オステオパシーは渋江鍼灸マッサージ

なので交感神経には背中から腰を施術しますし、副交感神経には頭とお尻の骨に施術します。

動悸を例にしますと、肩甲骨の内側辺りの背骨から心臓に行く交感神経が出ますし、心臓に行く副交感神経は頭から出ます。この部分の交感神経が興奮しやすくなっていると同じ部分の背中が凝っているように感じるでしょうし、副交感神経がうまく働かなくなっていると胃腸にも問題があったり、肩が凝るように感じられるかもしれません。施術としては、そういった随伴症状をお聞きしながら背中から頭にかけての施術を致します。

特に交感神経は、現代の社会のように過度に緊張・ストレスが掛かりやすい生活を送っていると普段から興奮しやすくなっています。日々の生活でこの興奮を鎮静化する術を患者様が持っていることも非常に重要になってきます。例えば、趣味の時間や、自然を鑑賞するような時間、運動の習慣、食事などは交感神経の鎮静化を手助けしてくれるでしょう。

どうしても症状があるとそちらに目が行くと思います、しかし自分が楽しい時間・運動する時間などを作ることは患者様の身体にとって非常に有益なものになります。


自律神経失調症でお困りの場合はこちらにお問い合わせください

☎090-5962-2766

コメント

タイトルとURLをコピーしました