内臓からの情報は交感神経と同じ経路を使って運ばれています。
そのために内臓の機能が優れないとき(病気や検査上の数値は問題ない場合もあります)は内臓からの情報が膨大になり、首の付け根から腰の上部の特定の場所(この部分に交感神経の中継基地があるため)で神経が反応しやすくなり(神経の情報が膨大な時、神経に慣れが生じるため)、少しの刺激で興奮するようになってしまいます。
少しの刺激で興奮するようになった神経は、普段緊張し過ぎない筋肉を緊張し過ぎるようにしてしまったり、筋肉の凝り・関節の動きにくさを作ってしまったりします。
オステオパシーでは、この関節の動きにくさ・左右のバランスの悪さを施術で治すことによって内臓の機能にも影響を与える事が出来るといわれています。
内臓・凝り以外にも、片頭痛なども交換神経の異常な興奮を鎮静化することが有効だとされています。当院では、オステオパシーと鍼灸などで首の付け根から腰上部(この部分に身体全身の交感神経の中継基地があるため)のバランスをとることで過敏に反応しやすくなった交感神経を鎮静化させていきます。
そして、凝り・内臓の不調・片頭痛などができるだけ起きにくい状態に戻していきます。
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